「属性のスコアリング」の解説ページ

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属性のスコアリング

クレジットカード会社では、お客様の申込書を元に、審査を行います。この審査結果により、クレジットカードを作れたり、作れなかったり、利用限度額が決まったり…。クレジットカードの審査では、スコアリングシステムが採用されています。最近では、コンピューターによる自動スコアリングシステムが多く採用されているようです。

スコアリングシステムとは、どのようなものなのでしょう。

スコアリングシステムは、それぞれの属性を点数化し、合計得点によって審査の合否を決定するというしくみになっています。属性は、クレジットカード会社により多少異なりますが、以下のようなものがあります。

◎収入に関する属性…職業、勤務先、勤続年数、年収
◎住居に関する属性…居住年数、居住形態、同居人構成、電話
◎個人情報に関する属性…年齢、家族構成、個人信用情報

では次に実際どのようにスコアリングしていくのか紹介してみましょう。

属性のスコアリングには、スコアリングテーブルが用いられます。スコアリングテーブルとは、計算に使用される表を言います。各クレジットカード会社により、使用するスコアリングテーブルは全く異なります。販売されているスコアリングテーブルを使用しているクレジットカード会社もありますが、独自に自社データを構築しているクレジットカード会社が多いようです。スコアリングに関しては、企業秘密でもあるのです。

スコアリングテーブルはどのように構築されるのでしょう。

例えば、職業が医者・弁護士なら5点、大企業の会社員なら4点、公務員なら4点…などといった単純なものではありません。スコアリングテーブルでは、大量のデータを分析し、属性に潜む因果関係、属性同志のパターンを割り出します。そして、高評価に値する項目、低評価に値する項目を判断し、スコアリングテーブルに反映していくわけです。高評価に値する項目や低評価に値する項目は、各クレジットカード会社により異なります。ここに書くクレジットカード会社の癖が表れ、審査に通りやすいクレジットカード、審査に通りにくいクレジットカードなどといった特徴につながるというわけです。

実際のスコアリング

職業を点数化していきます。医者・弁護士なら高得点、続いて公務員、大企業、中小企業、自営業…。これに雇用形態が加わります。取締役、役員、正社員、派遣、パート、アルバイト、自営業、自由業…。ここで、各クレジットカード会社により特徴が表れてきます。大企業の正社員と中小企業の役員では、果たしてどちらが高得点になるでしょう。自由業より自営業が高評価でも、医師・弁護士は自由業にカウントされることも…。年収は高額であっても、アルバイトっていうケースもあります。項目をどのように組み合わせるかによって、各クレジットカード会社の特徴が表れると言うわけですね。