全国銀行個人信用情報センター
日本において、個人信用情報機関はいくつか存在します。その中の一つが全国銀行個人信用情報センターです。全国銀行個人信用情報センターは、全国銀行協会が運営している個人信用情報機関です。
◎全国銀行信用情報センターとは…
全国銀行協会が設置・運営している個人信用情報機関の一つで、クレジットカードやローンなどの契約において審査する際、参考資料として情報を提供している機関です。参考とされる情報は、会員により登録されています。提供される情報は、契約上の審査にのみ用いられ、決してそれ以外のことで使用されることはありません。
◎全国銀行信用情報センターの加盟資格は…
全国銀行信用情報センターの加盟資格は、 ①銀行 ②法令により銀行と同視されている金融機関 ③政府関係金融機関 ④信用保証協会法に基づいて設立された信用保証協会 ⑤銀行、銀行と同視されている金融機関、政府関係金融機関の推薦を受けた与信業務を営む法人、クレジットカード会社や保証会社など 以上の期間に与えられています。
◎全国銀行信用情報センターの登録期間は…
ローンやクレジットカードの契約内容と返済状況は契約期間中および契約終了日から5年間登録されます。返済状況には、延滞、代位弁済、強制回収手続きなどの事実も含み、1回これらの事実が登録されると、5年間はローンやクレジットカードの契約を締結できなくなってしまいます。
破産や民事再生手続き等の官報に公告された情報は、決定日から10年間登録されます。この情報が登録されると、10年間はローンやクレジットカードの契約を締結できなくなってしまいます。
◎全国銀行信用情報センターでは本人開示を受け付けています。
登録情報の開示は、センターでのみ受け付けており、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の10箇所に本人開示窓口があります。受付時間、曜日、方法等は全国銀行信用情報センターのホームページでご確認ください。
郵送による本人開示は、東京の銀行協会でのみ受け付けています。方法は、全国銀行信用情報センターのホームページでご確認ください。
◎提携個人信用情報機関は…
全国銀行信用情報センターは、貸金業者を会員とする株式会社日本信用情報機構やクレジット企業を会員とする株式会社シー・アイ・シーと提携しています。これらの個人信用情報機関と情報交流をし、各機関の延滞、代位弁済、強制回収手続きなどの連載記録を利用することができます。