主婦編
Q:専業主婦にもクレジットカードを作ることができるのでしょうか?
A:はい。できます
専業主婦の方がクレジットカードを申し込む際、ご主人の職業や勤務先、年収を記入しなければなりません。つまり、ご主人の属性で審査が行われるというわけです。専業主婦が申し込むことのできるクレジットカードは、利用限度額が低く設定されています。ご主人が普通に収入を持ち、普通に生活している方であれば、通常、審査は通ります。パートやアルバイト勤めの主婦の方も、ご主人の職業や勤務先、年収が影響しますので、パートだから、アルバイトだからと言って、諦めることはありません。主婦の立場をどのように扱うかは、クレジットカード会社によって異なります。独身のパート勤めの女性と、パート勤めの主婦を比較した場合、たとえ独身のパート勤めの女性の収入の方が多くても、パート勤め主婦の方が審査に通りやすかったりするのです。
ご主人に内緒でクレジットカードを作ろうとしている専業主婦の方はご注意ください。ご主人の属性を審査するということは、ご主人がお勤めの会社に、在籍確認の電話がかけられるかもしれないのです。本人に収入がないわけですから…。
Q:専業主婦がクレジットカードを作る時、主人の会社に在籍確認の電話がいきますか?
A:はい。いきます
クレジットカード会社の担当者に、「主人の会社に電話をかけますか?」と尋ねたら、「いえ、滅多にかけることはありませんので、大丈夫です。」と、回答がくるかもしれませんが、滅多なケースが殆どであると思っていてください。
クレジットカード会社は、一応気を使い、何らか装ってくれるのですが、慣れた人なら、クレジットカード会社の在籍確認であることを察してしまうでしょう。だからと言って、会社で電話対応した人が、ご主人に伝えることもないと思われます。クレジットカードを作ったからと言って、営業成績に影響するというものでもありませんから。ただ、ご主人に内緒でクレジットカードを作ろうとしている専業主婦にとっては、気が気でありませんよね。こちらから、在籍確認するのであれば、女性の方にお願いしますと、お願いしてもよいかもしれません。男性より女性の方が、金融業を匂わせることもないでしょう。
全く収入のない専業主婦が、ご主人の情報全く無しでクレジットカードを借りられるとしたら、逆に怪しいと思わなければなりません。クレジットカード会社も善意でお金を貸しているわけではありません。確実に返済して貰い、十分な利息を支払って貰い、始めて利益となるのです。普通、返済手段の確認は必ずしておかなければならないでしょう。