信販系クレジットカード
信販会社は、月賦購入あっせん、クレジットカード業務を行っている会社を言い、貸金業者とは異なります。消費者がクレジットカードを使いショッピングを行った際、信販会社が一旦立替払いをし、後から消費者に対して請求するという仕組みを保っており、直接消費者にお金を貸し付ける貸金業者とは明らかに異なるのです。
信販系の会社は、信販事業を取り扱っているクレジットカード会社で、ニコス、オリコ、ジャックス、ライフ、オリエントコーポレーション、セントラルファイナンスなどがあります。
信販系クレジットカードの代表的な例として、JCBカード、UCカード、アメリカンエキスプレス、オリコカード、ジャックスカードなどがあります。
自動車メーカー系や電気メーカー系の信販会社も多いようです。昔から、自動車や家電製品の購入に、月賦払いはつきもの。自動車系では、トヨタファイナンス株式会社、株式会社フィナンシャルサービス、株式会社ホンダファイナンス、電気メーカー系では、株式会社ソニーファイナンスインターナショナル、三菱電機クレジット株式会社、東芝ファイナンス株式会社などがあります。
クレジットカードの選び方
数年前までは、クレジットカードと言えば、実質年率と融資限度額で選んでいました。最近は、年会費の有無、ポイント付与、ポイント還元、マイレージ、海外・国内旅行保険、入会キャンペーンの有無で選ぶ人が多くなっています。得するためのクレジットカード利用者が増えているのでしょう。
信販系クレジットカードの審査の方ですが、流通系より厳しく、銀行系より甘く…中には厳しい審査を行っている信販系クレジットカードもあります。ゴールド以上になりますと、当然審査は厳しくなります。銀行系、信販系、流通系とよく耳にしますが、クレジットカード自体はそう変わりなく、大きな違いは、申込時の審査基準と考えることができるでしょう。無理して、カードブランドにこだわる必要はありません。ご自分の年収に見合ったクレジットカードを賢く使いこなす方が、ずっとお得なのです。
信販系クレジットカードを紹介しましょう。
・JCBカード…信販系を代表するベーシックカードです。日本が発行している唯一の国際ブランドカードで、世界190カ国の国と地域で利用できるという信用度No.1のカードです。JCBカードは、リニューアルしてさらにサービスも充実しました。
・ジャックスカードゴールドJCB…年会費5,250円で国内26の空港とハワイ・ホノルル国際空港の空港ラウンジが使える、お得なゴールドカードです。国内の移動が多い方、ハワイへの渡航機会が多い方など、ぜひ持っておきたい1枚ですね。