交通系クレジットカード
交通系クレジットカードには、航空系、私鉄系、高速道路系があります。航空系にはJAL、ANAが、私鉄系には東急、小田急が、JR東日本のVIEWカード、高速道路系にはNEXCO中日本があります。
◎交通系クレジットカードが人気の理由
交通系クレジットカードの始まりは1980年代。いろいろなカードが、ポイントサービスを目玉に参入を始めた頃です。東急・小田急は、私鉄の定期・特急券に加え、百貨店、系列施設、駅ビル施設、タクシーなど、ポイントが貯まる機会が実に幅広いのです。
審査は、比較的甘いようです。Suica定期券を通勤にご利用なら、お勤め先もはっきりしていることでしょう。普通に審査は通るはずです。
・東急TOP&カード…東急グループ、東急百貨店や東急ストア、東急ハンズなど、幅広くご利用いただけます。
・小田急ポイントカード…小田急電鉄の他に小田急百貨店、小田急ポイントサービス加盟店でご利用いただけます。PASMOオートチャージサービスで、さらにポイントが貯まります。
・JR東日本のVIEWカード…Suica定期券とクレジットカードが一体化。改札入場時に自動的にチャージできるオートチャージ機能も便利。
◎航空系クレジットカードが人気の理由
航空系カードは、航空会社の会員サービスと一体化したクレジットカードで、マイレージプログラムによりマイル加算されるから。飛行機搭乗時だけでなく、クレジットカード利用時にも利用額に応じてマイル加算されるのです。JALやANAの年会費は比較的高めに設定されています。それでも人気の秘密は、マイルを獲得することで採算がとれるから。航空系クレジットカードを所持する人は、旅行や旅行先でのショッピングといった明確な利用目的があるのです。そこに目をつけた航空系クレジットカードは、飛行機から降りた後のレンタカー、ホテル、ショッピング、観光などの決済時に、お得な特典を付けて、利用者を集めているのです。
◎航空系クレジットカードの審査
航空機を利用するのは、ビジネスであったり、海外旅行であったり…。いずれにしても、ある一定以上の客層が想定されます。よって、審査も厳しいようです。そもそも、高い年会費を支払って、あまり利用することもなく持ち続ける理由もないのですから、必然的に、審査基準を満たしている人が申し込むというわけです。
・JALカード…入会するだけでJALマイレージバンクに自動登録されます。
・ANAアメリカン・エキスプレス・カード…マイレージポイントの他に、空港ラウンジが無料で利用できたり、最高3,000万円保障の海外旅行保険が付帯されていたり…。