学生向けカード
教育費用はもちろん、長期休暇を利用した海外旅行、週末のショッピング、グルメ…学生は、急な出費が多いのです。貯めてから使うというのが基本なのでしょうが、今しかできないこともあるのです。使ってから払うというのもアリかもしれません。ショッピングの代金は来月のバイト代で返済…。海外旅行の代金は毎月のバイト代で返済していきたい…。後払いは全く問題ありません。学生向けカードも計画的に使えば、学生生活は2倍も3倍も楽しくなるはずです。
◎学生向けカードの特徴
☆利用限度額は5万円~10万円となっています。使いすぎて返済できなくなった…ということがないよう、クレジットカード会社も考えています。ちょっとしたショッピングや食事、コンビニでお買い物に、バイト代で返済できるちょうどいい金額ではないでしょうか。海外旅行などでの増額は簡単に認めてもらえるケースが多いようです。相談してみるとよいでしょう。
☆卒業後は一般カードに自動的に切り替わります。事故情報がない場合に限りますが、返済の実績を積むことで、社会人になってすぐにクレジットカードを持つことができるのです。学生の頃は年会費無料であったのが、社会人になって年会費が必要になったというのはよくあることです。クレジットカード会社は、顧客の囲い込みを目的として、学生カードを発行しているようです。
◎学生カードの審査
学生向けカードの審査は甘いです。学生であることから、親のある程度の年収は想定できます。学生は時間があります。バイトで稼ぐことが可能なのです。バイト代で返済できる範囲5万円~10万円の利用限度額に設定されているので、クレジットカード会社も無収入とは思っていません。
学生がクレジットカードを申し込む際、親の属性と承諾を必要とします。親の属性で審査を行っているのです。親がブラックリストに載っていたら、審査は厳しいかもしれませんが、毎月の安定した収入があれば、親の信頼でOKなのです。返済の延滞の際には、当然親に連絡がいくことになります。親に返済義務はありませんが…。
・三井住友VISAクラシックカードA(学生) …海外旅行傷害保険、国内旅行保険、お買い物安心保険、最高50万円のスポーツ賠償責任保険(任意)…補償が充実しています。
・さくらJCBジェイ・ワンカード…卒業後は審査のうえ自動的にさくらJCB一般カードへ切り替えることができます。
・UCハローキティカード(学生カード)…ハローキティのクレジットカードで、3種類のデザインから選ぶことができます。UC海外保険サービス、UC国内保険サービス、UCショッピング補償保険など、補償に手厚いです。