審査について
クレジットカードを契約する際、クレジットカード会社では、あなたのことを審査しています。ご存知でしたか?審査されていることを知っているのと、知らないのとでは、結果が異なるということも…。中には審査のことなど気にしなくてもOKという人もいるでしょう。高所得で社会的地位の高い人…。でもそんな人はほんの一握りです。クレジットカードを契約するとき、審査されるということを知っているだけでなく、審査内容についてある程度熟知しておくと、ギリギリのラインをクリアすることができるかもしれませんよ。
審査は、多くの項目が設定され、点数化することで行われているようです。
審査項目は…
○収入に関する審査(職業、勤務先、雇用形態、勤続年数、年収)
借りたお金を数カ月〜数十年かけて返済していくわけですから、返済できる根拠がなければいけません。
○住居に関する審査(居住年数、居住形態、同居人構成、電話)
住居が安定していることは、とても重要です。数か月〜数十年、お付き合いしていかなければならないのですから。
○個人情報(年齢、家族構成、個人信用情報)
見ず知らずの人にお金を貸すわけです。見ず知らずの人のままであっていいわけありませんね。
クレジットカード会社は、これらの項目から、どれだけ信頼できる人かということを審査するわけです。見ず知らずの人に、時には何百万円という大金を貸すわけですから、信用できる人かどうか、できるだけ調べ上げるのは当然のことでしょう。
審査で重要なのは、返済の意思と返済能力です。クレジットカード会社は、両方を兼ね備えている人かどうかを見極めなければなりません。返済する意思はあるけど、返済能力が伴わなかったNGです。返済能力はあるけど、返済する意思が伴わなかったらNGです。万が一これらの条件を満たしていなくても、担保があれば、審査を通ることができます。家、土地などの不動産がこれにあたります。クレジットカード会社は、担保契約することで、返済できないという最悪の事態を免れることができるのです。返済する意思がなくても、返済能力がなくても、担保で回収するという法的手段を行使することができるというしくみです。
つまり、これだけ、貸す側にとっては大変なことなのです。そのような裏事情を理解したうえで、できるだけの努力で信頼を勝ち取り、無事契約を済ませたいものですね。いくつか審査項目があります。ひとつひとつご自分に照らし合わせて点数化してみるとよいでしょう。